研修の目的
誤嚥性肺炎は、日本人の死因の第6位(2020年)となっています。オーラルフレイルに伴う嚥下機能の低下は肺炎のリスクを高めることは知られていますが、最近では感染症予防のためにマスクを長時間使用することによって口呼吸が増え、口腔乾燥から嚥下機能が低下する場合もあります。薬局で取り扱う商品では、乾燥には口腔ジェル、むせる症状にはとろみ調整食品などがあり、ある程度はセルフメディケーションによって口腔機能や誤嚥を防ぐこともできます。
そこで、薬剤師がオーラルフレイルや誤嚥性肺炎を予防する適切な情報提供ができるように、また、一般消費者の方がご自身で口腔・嚥下機能の低下を防ぐセルフメディケーションができるようになることを目的として、栃木県歯科医師会、栃木県歯科衛生士会のご協力のもと、「口腔・嚥下機能の低下を防ぐセルフメディケーション」に関するWEB研修会を開催することとしました。ぜひご視聴ください。
1 .資料ダウンロード
2.動画視聴
(1)「口腔・嚥下機能低下のためのセルフメディケーションの啓発と有用性の検証」[04:26]
栃木県薬剤師会 副会長 鹿村 恵明 氏
(2)「『飲み込む』を考える」[13:06]
栃木県歯科医師会 専務理事 川俣 史夫 氏
(3)「お口の機能低下~予防のためのセルフケア~」[18:02]
栃木県歯科衛生士会 副会長 原 瑞穂 氏
(4)「口腔嚥下機能低下のセルフメディケーション」[27:07]
栃木県薬剤師会 理事 加藤 誠一 氏